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La Bayadère Ⅴ

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「ラ・バヤデール」公演も後半になりました。
29日は昼・夜2公演が行われ、昼公演ではドロテ・ジルベール(ニキヤ)、マチアス・エマン(ソロル)、リュドミラ・パリエロ(ガムザッティ)と言う若い3人の主演キャストで上演されました。
3人ともこの3役は“初演”ですが、不安な要素も少しも感じられず、素晴らしい舞台でした。
ドロテ(ニキヤ)は前半にガムザッティ役で出演していましたその時のニキヤはオーレリー・デュポン。リハーサルからの期間を思えば2役を創り上げる段階でオーレリーのニキヤを一番近くで観ていたであろう事でしょう・・舞台を観ていてオーレリーのニキヤを思い出させる雰囲気を少々感じました。特にガムザッティとのやり取りの場面での身のこなし、空間の感じが観ていて非常に印象的でした。そして、彼女のニキヤらしさの中には活気がありました。3幕の白もエトワールになってからの成長を魅せてもらいました。

ソロル役のマチアスは本当に素晴らしいダンサーです!是非観ていただきたいダンサーの一人です。
前半はブロンズ像を踊っていましたが、そちらも素晴らしくブロンズ像もこんな風に踊る事が出来るのね~と感心してしまうほど魅せてくれ、今回のタイトルロールも素晴らしい彼の解釈と踊りで会場からは大喝采! 

ガムザッティのリュドミラは知的な役作りにセンスの良さを感じました。2幕のGPDDも品のある踊りで場面を盛り上げます。彼女はオペラ座バレエ学校からバレエ団に入団したのではなく、バレエ団オーディションで入団したダンサーです。アルゼンチン出身ですが、昨年の昇進試験でプルミエールに昇格しオペラ座のこれからを担うダンサーになる事でしょう。

写真は29日(マチネ)カーテンコールより
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by balletplans-paris | 2010-05-30 22:57 | パリ・オペラ座バレエ

2010-2011

今シーズンも只今上演中ガルニエ(6月2日まで)の「ラ・バヤデール」、6月11日~7月15日バスティーユ「Kaguyahime」、6月26日~7月14日ガルニエ「La Petite danseurse de Degas」ドガの踊り子 で終了です。

来シーズンは以下の通り

・ローラン・プティのプログラム
“Le Rendez-vous”(ランデ・ヴー),“Le Loup”(ル・ルー),
“Le Jeune Homme et La Mort”(若者と死)   ※9月24日~10月9日 ガルニエ

・『PAQUITA』(パキータ)ラコット版 ※10月18日~11月7日 ガルニエ

・ハンブルグ・バレエ客演
“Parsifal-Episodes et Echo”(パルシファエピソード)※11月12日~11月16日 ガルニエ

・『Le Lac Des Cygnes』(白鳥の湖)ヌレエフ版 ※11月29日~2011年1月5日 バスティーユ

・バランシーン/ブラウン/バウシュ プログラム
“Apollon”(アポロ),“O Composite”(オーコンポジット),
“Le Sacre Du Printemps”(春の祭典) ※12月10日~12月31日 ガルニエ

・『Caligula』(カリギュラ)二コラ・ルリッシュ ※2011年1月31日~2月24日 ガルニエ

・『Coppelia』(コッペリア)パトリス・バール ※3月17日~3月30日 ガルニエ

・『Romeo et Juliette』(ロメオとジュリエット)ヌレエフ版 ※4月11日~4月30日 バスティーユ

・マッツ・エック プログラム
“La Maison de Bernarda”(ベルナルダの家),“Une Sorte de...” ※4月20日~4月29日 ガルニエ

・ボリショイ・バレエ客演
“Flammes de Paris”(パリの炎) ※5月5日~5月15日
“Don Quichotte”(ドン・キホーテ) ※5月5日~5月15日

・『Rain』アンヌテルサ デゥ ケースマイケル ※5月25日~6月7日 ガルニエ

・『L'Anatomie de La Sensation』ウェイン・マグレガー ※6月29日~7月15日 バスティーユ

・『Les Enfants du Paradis』(天井桟敷の人々)ジョゼ・マルティネス※6月29日~7月15日 ガルニエ

・バレエ学校
“デモンストレーション”※12月12日~12月19日 ガルニエ
・バレエ学校公演
『Coppelia』(コッペリア)ラコット版 ※4月7日~4月12日 ガルニエ
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by balletplans-paris | 2010-05-24 22:56 | パリ・オペラ座バレエ

キリアンのかぐや姫の発表

6月3日19時パリオペラ座・ガルニエにて、オペラ座芸術監督・ブリジット・ルフェーブルも出席し、キリアンと彼の数人のダンサーによって、kaguyahimeの作品紹介があります。
予約必要有り。10ユーロ(30才未満5ユーロ)予約はactivites@arop-operas.com
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by balletplans-paris | 2010-05-21 13:32 | パリ・ダンス最新情報

La Bayadère Ⅳ

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5月18日

ニキヤ・・・・・オーレリー・デュポン
ソロル・・・・・二コラ・ル リッシュ
ガムザッティ・・ドロテ・ジルベール
(第1キャスト)

ありがとう♪なんて素晴らしい舞台芸術を魅せて頂いたのかと思います。

インドの舞姫・・ニキヤ=オーレリーの登場場面から会場は物語の中へと引き込まれて行きました。

彼女の役作りはいつもバレエの振りと音楽に正直だと思います。音楽の上で踊っているのです♪そう音符のように。振付とは音符なのではないでしょうか?ひとつひとつのステップ、パが繋がりが踊りになり作品になる・・その調和が芸術。
そしてやたらと足を上げるような事もしません。特に古典作品の振り付けに足を高く上げると言う時点で現代古典バレエのように思います。

1幕のソロルとの愛を誓い合い、喜び踊る。そのまま観ている客席に伝わってきます。そして2幕でのガムザッティとの場面でも2人の空気が見えます。ドロテのガムザッティ役の解釈もとても彼女に合って良いものだったと思います。そしてやはり客席は舞台の演技に釘付け、物音がしないほど集中して魅入っています。

3幕、これぞ古典バレエ!言う事ナシ。二コラは持ち前の男性的で高いジャンプでコーダを盛り上げます。ありがとう~

最後のカーテンコールでは“ブラボー”はいつもの事ですが、“Merci~”と言う声も飛んでいました。観客の心が言葉となって飛び出てきたのですね^^

20,22日も同じ主演で行われます。写真はカーテンコールより
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by balletplans-paris | 2010-05-19 21:44 | パリ・オペラ座バレエ

La Bayadère Ⅲ

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昨晩、17日から「ラ・バヤデール」の公演がはじまりました。

主な配役

ニキヤ・・・・・アニエス・ルテステュ
ソロル・・・・・ジョゼ・マルティネス
ガムザッティ・・エミリー・コゼット

ブロンズ像・・・マチアス・エマン

エトワールダンサーが一度にこれだけ配役されるの作品・・オペラ座の層の厚さを見せ付けてくれます。。

しかし、この配役は初日とはいえ第2キャストだそうです・・恐るべしオペラ座♪

さて、前半から珍しくアニエスとジョゼの不安定な感じが最後まで感じられました・・どうしたのかしら?ニキヤとガムザッティの対決のシーンは良かったですね~見応えありました・・2幕のエミリーとジョゼもやはり呼吸が合っていない様な感じが客席にも伝わって来た様な・・来ないよな・・。この配役は後2日間(25,27日)ありますので、上手く調整して舞台に現れると思います。

写真はカーテンコールより
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by balletplans-paris | 2010-05-19 00:31 | パリ・オペラ座バレエ

La Bayadère Ⅱ

・・・つづき。

第2幕

ガムザッティとソロルの結婚を祝う宴。そこでは2人を祝福する踊りが繰り広げられる・・最後に落胆し信じるものを失ったニキヤが現れ2人を祝福するよう命じられ花かごを渡され踊りだす。悲しみに包まれ踊り終えたニキヤは最後に花かごから一輪の花にキスをし差し出す・・その直後、花かごの中から出てきた毒蛇に噛まれる。それはガムザッティの仕掛けたものである。大僧正はニキヤに交換条件としてソロルを忘れ自分を愛するようにと解毒剤を渡すも、ニキヤは受け入れずソロルを想い毒に倒れ死んでしまう。

第3幕

ニキヤを裏切ってしまったソロルは自分を責め後悔する。ソロルはアヘンを吸い幻覚を見るように、そこには死んだはずのニキヤの姿が見え影の王国へ入り込んでゆく。

パリオペラ座のヌレエフ版はこの場面で完結して終わりますが。源振付・演出ではこの後、ニキヤとの愛を誓ったはずのソロルの裏切りに神が怒り、寺院を破壊し全員が死ぬ・・という演出があります。
この場面はいわゆる白いバレエと呼ばれるものです。白バレエで他に有名な作品は、「白鳥の湖」や「ジゼル」第2幕が」あります。

いよいよ来週からパリ・オペラ座の「ラ・バヤデール」が始まります。
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by balletplans-paris | 2010-05-15 06:04 | パリ・オペラ座バレエ

La Bayadère

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バレエLa Bayadèreについて。
音楽レオン・ミンクス、振付:マリウス・プティパ、古代インドを題材にしたあらすじ。1877年にロシアで初演当時は全4幕7場の長編作であったが、後に主にユーリー・グリゴローヴィッチ版(ボリショイ・バレエ)やナタリア・マカロワ版(ロイヤル・バレエ)、ルドルフ・ヌレエフ版(パリ・オペラ座バレエ)によって改定振付・演出され上演されている。ロシアでは主に「バヤデルカ」と呼ばれているが、ヨーロッパや日本では「ラ・バヤデール」と呼ばれている。

主な登場人物・・ニキヤ(寺院の舞姫)
        ソロル(戦士)
        ガムザッティ(ラジャの娘)
        ラジャ(藩王)
        大僧正(寺院の権力者)
第1幕

虎を仕留めるほどの戦士ソロルと舞姫ニキヤは密かに愛し合い結婚をも誓ってる。
寺院の大僧正はその事を知っているが美しいニキヤに熱い恋心を抱いている、ニキヤはその事を知るも拒む。ラジャは若き戦士ソロルを認め我が娘ガムザッティとの結婚させようと考える、ガムザッティもまたソロルとの結婚を望む。ガムザッティの美貌と藩王ラジャのすすめに逆らえずソロルは結婚を承諾してしまう。ニキヤに拒まれソロルを憎んでいる大僧正はニキヤとソロルが愛し合い結婚をも誓い合っているとラジャに告げ口する。それを知ったガムザッティはニキヤを呼び、自分には素晴らしい婚約者がいると告白しそれがソロルだと告げる。そしてニキヤに身を引くように迫るもニキヤはソロルとは結婚を誓っていると譲らない。ニキヤの態度に憤慨したガムザッティは彼女を殺すように命じる。 第2幕へつづく・・・

パリ・オペラ座バレエではヌレエフ版の公演です。5月17日から6月2日まで全15公演 主要配役も6パターンあります。ニキヤとガムザッティの場面はそれぞれの配役ごとに見応えありそうです!ダンサーの迫力ある演技に魅入ってしまいます。
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by balletplans-paris | 2010-05-12 06:13 | パリ・オペラ座バレエ

パリのバレエスタジオⅠ

日本でも大人からはじめる方々やブランクがありレッスンを再開される方が多いようですが、ここパリでも同様に仕事後に、又は週末も・・・美容の為だったのがいつの間にかほぼ毎日レッスンに通う人も多いようです。それはバレエスタジオのレッスン表を見れば一目瞭然!! 大人向けのクラスが豊富なスタジオ《Institut International de Danse Janine STANLOWA》を今回はご紹介したいと思います。

このスタジオは主に4つのカテゴリーに分かれたバレエコースがあります。
①バレエ教師国家資格を習得する為のコース。
②9歳から専門的にバレエ(ダンス)を学ぶコース。(オーディション有り)
③4歳から9歳までのバレエ(ダンス)コース。
④大人の為のバレエ(ダンス)コース。

④を詳しく見てゆきましょう!
クラスは月曜から土曜日までレベルやスタイルが充実しています。

バレエのクラスはClassique débutant ・・初級
        Classique moyen・・中級
        Classique avancé・・上級
 その他にもClassique pointes moyen・・中級ポワント
         Barre au sol・・床の上でエクササイズをするクラス
         Danse de caractère ・・キャラクターダンス
         Jazz・・ジャズダンス
         Streching ・・ストレッチクラス

Classique avancè はプロやセミプロ、これからプロになるであろう若者と同じクラス!
かなり刺激も多いですが上級者と一緒に行うレッスンは自分のレベルupにもなりますね!
担当される先生もパリ・オペラ座の元エトワールとして活躍され、後にオペラ座バレエ団で後進の指導をされていた先生!! débutant,moyen,barre au solを担当される先生方も元パリ・オペラ座ダンサーや現パリ・オペラ座バレエ団教師や現パリ・オペラ座バレエ学校教師と言う豪華なオープンクラスです!パリならではの環境ですがなかなか無いのですよ・・・これからクラスの様子などをレポートして行きます。
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by balletplans-paris | 2010-05-09 15:48 | スタジオ・クラス紹介

体験ルポ「出産後再開したパリでのレッスン」

今後、パリでのレッスン企画情報を公開していく予定です。
ご参考までにリンクしてみてください。いくつかのバレエに関する記事がのってます。
「高齢出産後再開したパリでのレッスン」
「エトワールダンサー 1,2,3」
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by balletplans-paris | 2010-05-08 02:19 | スタジオ・クラス紹介

Aurélie DUPONT

d0156092_5593197.jpgDanseuse étoile

1973年パリ生まれ。
1983年10歳でパリ・オペラ座バレエ学校入学
1989年16歳パリ・オペラ座バレエ団入団
1991年コリフェ昇進
1992年スジェ昇進 ヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門金賞受賞
(主な配役・・「ラ・バヤデール」3幕の影のVa等)
1993年Prix du public/AROP
(主な配役・・「ジゼル」ぺザントPDD、バランシン「トンペラモント」、「チャイコフスキーPDD」等)
1994年Prix du Cercle Carpeaux
(主な配役・・若手ダンサー公演にて「ラ・バヤデール」ガムザッティ等)
1995年(主な配役・・ブルノンヴィル「ナポリ」PDsix、フォーサイス「In the moddle,somewhat Elevated」、「ドン・キホーテ」キトリ友人、3幕ソロVa、「パ・キータ」PDtrois等)
1996年プルミエールダンスーズ昇進
(主な配役・・「くるみ割り人形」クララ、ロビンス「四季」春、フォーキン「レ・シルフィード」、ゴルスキー「グラン・パ・クラシック」、ラコット「ラ・シルフィード」、マクミラン「マノン」、「ライモンダ」、「ドン・キホーテ」キトリ、「ラ・バヤデール」ガムザッティ等
1998年12月31日「ドン・キホーテ」キトリ終演後エトワールに任命される
古典からコンテンポラリー作品まで幅広いレパートリーをこなす。
Symphonie en ut,Violin concerto,Concerto barocco,Agon(バランシン)、ジゼル、ラ・シルフィード、オネーギン(ジョン・クランコ)、パキータ、白の組曲、ミラージュ(セルジュ・リファール)、カルメン(ローラン・プティ)、眠れる森の美女、白鳥の湖、ラ・バヤデール(ニキヤ)、ロメオとジュリエット(ヌレエフ)、シルビア、椿姫(ジョン・ノイマイヤー)、べラ・フィギュア(キリアン)、ロメオとジュリエット(サシャ・ワルツ)等など・・・
2001年Benois de la danse
レパートリーの数々・・まだまだあります。
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by balletplans-paris | 2010-05-03 06:00 | ダンサー紹介